FX相場、2019年早々にフラッシュクラッシュで一波乱

今年は大きく動いた日とその要因をメモして、後の参考にしようと思います。
普段4時間足でチャートを見てますので、ここでも4時間足のチャートを貼っていきます。

最初の週は、1/3の7時30分ぐらいに一気に下落。
正月の朝だったのでチャートを見てなかったけれど、豪ドル円で72.8円、74.8円、76.8円に買いを入れておいたのが連続ヒット。
午後、74.2円あたりで戻りが一旦落ち着きそうだったので、72.8円で買ったやつを74.2円で決済。
知らないうちに安値で買って、気がついたら売り時になってたので売った。
これが今年の幕開け。
幸先いい~w

損切は入れていなかったけれど、もし入れてたらすごい損失だ。
1日の値幅が、豪ドル円で71.68~76.07円と4.39円、ポンド円で131.96~137.32円と5.36円。

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豪ドル円の年末年始のチャート

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米ドル円の年末年始のチャート

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ポンド円の年末年始のチャート

急落の要因は、NY時間クローズ後に発表された米アップル業績の下振れをきっかけに、投機的な動きとAIによるHFT(高頻度取引システム)が円買いを仕掛けたこととされています。

HFTとは、1秒に満たないミリ秒単位のような極めて短い時間の間に、コンピューターで自動的に株のやり取りをするシステムのことで、このシステムが下落した株式を急に売却したりして他の投資家の損切ラインを一瞬で割り込ませて、結果その投資家のコンピュータも自動で損切して、更に下落幅が広がるというフラッシュクラッシュが起きる。
今回のは東京市場が休みで商いが薄い時間に起きたので、損切をおいていた投資家を狙って、まさにいいカモにされたカンジ。

また急落が来るか警戒していましたが、そのまま8日昼までジリジリと戻っていきました。

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