弦楽器(チェロ)の消音器、金属製とゴム製の性能比較、動画あり

隣の家がお婆さんを引き取ったそうで、家に誰かいることが多くなってしまった。
今まで両サイドと後ろの家は日中誰もいなかったので、気兼ねなく騒音を撒き散らしていましたが、一軒家とはいえ、さすがにちよっと気が引ける。
どのくらい音が漏れてるんだろう。
誰かに外に立って、確認してもらおうか・・・。
キレイなピアノの曲ならうっとり聞いてくれるかもしれないけれど、音程が狂ってる弦楽器の音が延々と鳴り、しかも間違うところだけ何回もやるんだから、聞いてる人はうんざりするよね~。

そういえば消音器を持ってたっけと、探し出して付けてみた。
音は小さくなるけど、耳に水が入ったようなヘンな音。
だけど役には立つ。
すごく気がラクになった。
気兼ねなく練習できるのっていいわ~。
しかし、これの欠点は、何度か使ってると駒に傷がつくこと。

ゴム製だったらどうなのかな。
ちょっと調べてみた。
消音器は重さが重要らしい。
ゴムだと、消音性はやや劣る。
手持ちのやつは180グラム。
駒を傷つけないネジ止めの高級品は260グラム。
でも値段が高いな~。
うーん、迷う。

とりあえず金属は今あるやつで、ゴム製をひとつ買って、弾き比べしてみることにした。
このULTRAって消音機は60g。

大きさはこのくらい違う。
左が金属製、右がゴム製のULTRA。
アマゾンのサイトの写真とだいぶ色が違うね。

弦楽器の消音器

まず普通に弾く。
その次にゴム製の消音器を付けて弾く。
最後に金属性の消音器を付けて弾く。

直に聞くと、ゴム製と金属ではだいぶ音質が違うんだけど、ビデオに録るとあまり差がないような・・・。

次に同じ条件で、家の外にカメラを置いてみた。
チェロを弾いているリビングの窓から3mの位置にカメラをセット。

まず普通に弾く。
少し聞こえる。
次にゴム製の消音器を付けて弾く。
なんとなく音がする。
最後に金属性の消音器を付けて弾く。
かすかに小さい音がするような気がする程度。

結論。
気密性のいい家の場合、消音器をつけないで弾くと、外にもれる音は小さいけれど、何の曲を弾いてるか分かる程度には聞こえる。
金属製の方は、ほぼ聞こえない。隣が窓を閉めていれば、まったく気にしなくていい。
ゴム製でも、金属製と大差がない。

なので、消音器は安いゴム製で問題ない。

ただし、隣のテレビ音が丸聞こえのような壁の薄いアパートとかだと、役には立たないけどね。

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