チェロのレッスン137回目、広い形のとき親指が付いてこないと音程が狂う

今日のレッスンは、L.R.FEUILLARDの黄色い本のP.46の練習曲全部。

2小節目、最初のソ#を基準に広い形を作ろうとするのではなく、1の指が基準。1小節目最後の開放弦ですべての指を離すけれど、空中で広い形を作っておく。ソ#を弾くときは、もう1~4全部の指は定位置にいて、あとは指を離していくだけにする。途中で動かさない!

5小節目のドは、前のミを1で押さえたまま、2だけ縮めて押さえる。

2段目2小節目の2の指で押さえるラ。
ここはこの曲最大の難所かもしれない。まず位置がハンパで音程が合わない!
第4ポジションまで行ってしまうと指1本分ずれる。
まず、1の指がソ#にくるまでズリズリと移動する。それから2の指を下ろせば音程は合う。これを繰り返して練習するしかない。

2段目4小節目、移動する際は親指も一緒に移動。2の指の下に自然に滑らせる。
4段目1小節目のミも同様。広い形を作るとき、親指が付いてこないと音程が合わない、届かない音が出てくるので注意。

5段目4小節目、ファ#を押さえたとき、1~4の指の位置はもう動かさない。レ#で1の指を動かしがちだけど、もう1~4の位置は固定しているはずなので。

広い形のときの親指の位置、手の形を途中で変えないこと。

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