チェロできれいな音を出すには(追記あり)

毎日ボーイングの練習をしていますが、こちらの動画を見て衝撃を受けました。

弓の返しのところを見てください。
アップでもダウンでも、いつ弓を返しているのか分からないくらいきれいに音がつながってる!!!
チェロを始めたばかりの頃は、弓を返すときに、手首を返すようにヒュッと加速して切り返していたんだけど、先生に同じ速度で力まずそのまま返せと言われて、ただ加速しないようにだけ気をつけて練習してきたけれど、弓を返す瞬間どうしても音がブツっと途切れる。

このブツっと音が切れるのを何とかしたい。
あれこれ調べてみたけれど、弓を返すときに、ダウンのときは弓元を下げつつ、アップのときは弓先を下げつつ返すときれいにつながるという話が本に載っていたのでやってみた。
確かに、ただ真横にスッスッと移動するよりスムーズに弓が返せている気はする。
きれいな音を出すには、弓の進入角度が関係しているようだ。
でも、上手な人の動画を見ても、それほど角度が変わっているようには見えない。
ものすごく微妙なさじ加減なのかも。

弓の返しが気になるようになってきたら、今度は音階練習のときの音のバラバラさに気がついた。
開放弦のボーイングでは一定の音質・音量になるようになってきたけれど、いざ音階となると、音が均一にならない。
移弦する瞬間に力んで音の頭だけ強くなる。
きれいな音を出すには、弓にかける圧力を一定に保つ必要があるようだ。

最近気がついたところをメモ。
しばらくボーイングの練習だけで終わりそう。
チェロを4年5ヶ月習ってて、イマココ。

※後日追記
つなぎ目のない弓の返しについて、レッスン前に先生にこの動画を見せて聞いてみた。
これ、ビブラート掛かってない?はめ込みの動画なんじゃないかなあと言われ、確かに左手は動いてないのにビブラートがかかっているような??
しかも、弦の音と振動音(マイクの音かも)の2種類出てる。
ピアノ伴奏と合わせるために編集した際に出た雑音かも。

それはさておき、つなぎ目のない弓の返しはなかなか難しいようで、先生も苦手だと。
やるとするならば、弓先はアップの方向にいってるときに肘はダウンにいってるみたいな、うねうねとした腕の動きと、指先でシュッと弓を投げるような動きをつなげればできるかも、みたいな感じ。

この動画にコメント書いたら返事をくれて、オンラインで教えている生徒さんもできるようになりましたよと。
さあ、意見が分かれたぞ。
弓の持ち方でいろいろな流派があるように、ボーイングのメカニズムについてもいろいろあるのかもしれない。

ほかの動画でも参考箇所を探してみた。
【ロングトーンのススメ】~練習はロングトーンから始めよう~のコメント欄から

腕の重さが乗った状態をキープしたまま返すと、"自然と手首や指を使うことになる"ので、《重さをキープしたまま返す》ことに意識

力で弾いていると、どうしても弓先で抜けてしまいます。
レッスンではよく、《弓だけで弾く》ということを弓を持ってお伝えしています。
口頭では分かりにくいかもしれませんが、弓を人差し指と親指だけで弦を弾いてみてください。
意外と音が出ると思います。
ここから、弓を通して腕の重さを乗せる

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