自分の仕事用サイトをせっせと作っているのですが、今はやりのSEO対策に配慮しながらラフを組んでみた結果・・・ちょーつまらないページになったのでボツ。
ここから、心の中の会議。
自分その1:「お客がホームページを制作会社に依頼するとき、主眼になるのはデザインの方で、SEO対策はオプションでしょ。」
自分その2:「でも、SEO対策ってブームだし~。っていうか大事なんじゃないの~?」
自分その3:「SEO対策ばかり大声で叫んでる制作会社のホームページはテキストばかりでつまらん」
自分その4:「いやいやweb標準で作ればSEO対策も兼ねるので、バリバリデザインすればいいですよ。」
脳内円卓会議の結果、やはりこれからはWeb標準だ!ということで(?)、情報集めにWeb標準で検索かけまくっていたら、昔Fireworksのメーリングリストでお世話になっていた森川さんのサイトが引っかかった。
Fireworksのスライス+HTML機能を強烈にアピールしまくっていた森川さんからしてみれば、たしかにWeb標準の波っていうのはディープインパクトだよなあ、としみじみコラムを読んでしまいました。
このへんの感覚はウェブ業界の人以外には通じないかも。
キャノンやニコンが銀板カメラから撤退するみたいなカンジ?
個人的には、FireworksのHTMLはちょっとさわるとバラバラになってしまうので、パーツだけ使って、あとはDreamweaverで組みなおしていた派なんですよ、私。
以前いた会社では、Dreamweaverを使えばまったくの素人でもWYSIWYGで思ったとおりにホームページを作れたので、忙しいときはガンガン仕事を振っていたのですが、内心はソースコードの汚さにうんざりもしていました(コピペを繰り返したり移動させたときに空タグが残っていったりして)。
当時からソースコードをキレイにするのが、ひそかな趣味でした。
ホームページは見た目が良ければオッケーだった頃は、誰も見ないソースコードをキレイにすることになんのメリットもなかったかもしれませんが、今はSEO効果が期待できるので趣味と実益を兼ねたカンジ?
私からすると、CSSでのレイアウトはHTMLのソースコードがきれいになってすっごくウェルカムムードなんですよ。
まあ、今でもたまにフレーム使用・ネットスケープ4.7対応の仕事も来ますが・・・。
業界用語のカンタンな説明
web標準:ホームページをXHTML+CSSでW3C(ホームページのルールを考えてる団体)の規格に沿って作ること
WYSIWYG:What You See Is What You Getの略、見た通りに作れる、という意味