ペインターのアップデート(Corel Painter X.1)をしてから、昨日と同じ部分をもうちょっと検証。
●ムービーのクローンの作り方
元となるムービーを開く。連番ファイルの場合は、「ファイルを開く」ウィンドウの下にある番号付ファイルにチェック。
ちなみにペインターは連番が同じ桁数でないといけない(1から100までの場合、1のファイル名が001、という具合)。
連番の最初と最後のファイルを選んだら、「ムービーの保存」ウィンドウでフレームスタックファイルができる。
ファイル>新規から、キャンバスサイズを元ムービーと同じに設定。ピクチャタイプ>ムービーでフレーム数も元ムービーに合わせる。「ムービーの保存」ウィンドウでフレームスタックファイルができる。
元ムービーを選択した状態で、ムービー>ムービークローン元に設定。新規ムービーがクローンになっていることを確認(トレーシングペーパーにしてみるとか)。
確認:フレームスタックは1つ分のままです。
●スクリプトの適応
「ムービーにスクリプトを適応」の前に、希望する動作を記録したスクリプトを作成します。フォトショップのアクション+バッチ処理と同じように、記録した動作をムービーの全フレームに再現していきます(途中でストップできないので、短めのムービーでテストした方が無難)。
手順は、記録ボタンを押す>記録したい動作>停止>名前をつける。
ムービー>ムービーにスクリプトを適応だとうまくいくが、スクリプトウィンドウからスクリプトを再生させるとうまくいかない。クローンムービーの場合、当然クローンブラシしか反応しない。
確認:スクリプトウィンドウからスクリプトを再生させると、クローンソースが「選択パターン」になってしまうのも修正方法がわからず。クローンソースを元絵に戻したとき、クローンブラシでなでる分には正常だが、クローンブラシを使うスクリプトの時は、クローンソースが「選択パターン」に戻ってしまい、パターンファイルが描かれる。
確認:ムービーを連番ファイルで別名保存するとき、RGBかCMYKの選択画面がフレーム毎に出るのも修正されていない。