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オリンピック考、自分の信じる道を行く

Nagi
   2010.02.19 22:59

今日のフィギュア男子見ました?
もう~、久しぶりにテレビに向かって応援しちゃいましたよ。
高橋くんの演技よかったですよね~。

プルシェンコとランビエールのジャンプがイマイチでしたが、みんな素晴らしい演技でした。
ランビエールが一番セクシーでしたが、4回転に挑戦してふっきれたような高橋くんの笑顔は光ってましたね~。
日本人はあまり表情が豊かではないのですが、今回は高橋くんが一番いい顔してましたよ。

やっはり4回転に挑戦したのがよかったのよね。
メダルを狙うのであれば、ライサチェックのように4回転を回避する選択肢もあったと思うのですが、やらないで後で後悔したくなかったんでしょうね。
今回はコーチなどオールジャパン体制で挑んだそうですが、モロゾフのままだったら4回転はやらなかっただろうなあ~。安藤とか織田くんとか、ここ一番ってところでモロゾフに止められてるもんね。

やはり自分の信じる道を進むのがいいんだよ。
例の腰パンの彼もね。

ワタシが思うに、あの記者会見で、「これが自分のスタイルなんで、変えられません」とストレートに言えば、また反応は違ったと思うのよ。ふてくされて「反省してま~す」と言う代わりにね。
(反省してますと言え、と言ったのは横にいたコーチだかなんかなんだけど)

自分がハタチ前後だった頃を思い返しても、そのくらいの年っておそらく人生で一番奇抜なカッコしてた時期だと思うのよ。中学、高校と大人の言いなりで来て、大学でやっと自分のやり方を模索して、あれこれバカやった時期だったと思うんだけどなあ。そういう経験ないですか?
ワタシとしては、あの不器用な青臭さを応援してあげたいんですよ。ピュアだったかつての自分を思い出しながらね。

感謝の気持ちや謙虚さは、物事のスキルアップには欠かせませんが、本当に他人に感謝したり謙虚さが大事だと思ったのは、ワタシの場合ず~っとず~っと後になってからだよ。

青臭いつながりですごく昔のことを思い出したんだけど、中学3年の時、靴下の色か何かで校則の乱れが問題になり、3年生全員が学校の中庭で正座させられたことがあった(今なら体罰だって新聞ざたになるかしら?)。
お説教が一通り終わって、「もうやらない」というものは帰ってよしと言われたんだけど、ワタシを含む6人くらいは立ち上がらなかったのよね。

当時1クラス42人くらいいて、14クラスあったので、全部で588人。

ルールを一方的に押し付ける大人への反発もあったけど、約束できないことをできますとは言えない、自分なりのこだわりというか、うそをつくのは汚いというピュアな気持ち。大多数の他人(582人)とは違う選択をしたことに対する誇り(敵は幾万ありとても我行かん、みたいな。大袈裟か)。

なんだか、久~しぶりに残り6人だった時の気持ちを思い出しちゃったよ。
ああ、思わず長文になってしまった。

は~、今日はいい気分になったな。高橋くんおめでとう~。

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