トランプショックと確定申告の準備、FXをやっている主婦の配偶者控除の壁

11月はトランプさんに散々振り回され、大幅損切した~と思っていたら、ダンナが年末調整で今年の収入はいくらだ?と聞いてきたので、計算したら株とFXとネットの仕事で合計38万スレスレだった。
損切してなかったら38万超えてたじゃ~ん。危ない、危ない。
損切りしてよかった~と、自分を慰めてみるw

FXで50万くらいの稼ぎだと、配偶者控除がなくなった上に所得税がかかって、38万稼いだ時より手取りが減るらしい。
参考:FXの所得別の税金額

38万円以下であれば確定申告の必要がありませんが、39万円になると申告が必要で、79,229円も税金で持って行かれてしまいます。
50万円でも税金を抜いたら398,425円になりますので、これぐらいの利益であれば、年末にわざと損失を出すのも良いかもしれません。ただ、普段は負けたくないのに、負けたい時に負けられないのがFXです。

(※上の、38万以下で確定申告がいらないというのは主婦と学生の話です。)

来年はもうちょっと投資金額を大きくするつもりだったので、どのくらい稼いだら配偶者控除がなくても得になるのか調べてみた。
130万を越えると自分で国民年金、国民健康保険に入る必要があるので、38万の次は130万が目標ライン。
仮に130万稼いだとして、利益から基礎控除と経費を引いた額に税金20.315%が掛かるなら、経費0円だった場合の所得税は186,898円。
しかもダンナの配偶者控除から外れ、控除額に20%(ダンナの所得が330万円を超え695万円以下の場合)税金が掛かって、76,000円持って行かれる。
税引き後、あなたの稼いだ130万はダンナの増税分込みだと103万7,102円となる計算。
で、ここから更に住民税とか、会社の家族手当なんかも変わるらしいけど、もう難しくて計算できない。
どのみち、100万の利益に対して20万ちょっと税金を引かれるんだから、この税金高~!!という衝撃は変えようがない。
(※このページ「控除について|配偶者特別控除」見てたら、配偶者特別控除が使えるのかと思ったけれど、国税庁のページ「No.1195 配偶者特別控除」を読むとそうはならないだろ?ナニコレ。どういう意味だ??)

では更に、その130万を越えたらどうなるか。
参考:130万超えたら絶対に損をする?

収入が130万以上となる場合、世帯として所得税と社会保険料の金額が増額します。また実際には住民税も所得税に応じて課税されるためこれらを差し引いた手取り額が増加しない限りお金的には得した働き方とは言えません。
そこで一つの目安の収入金額は175万円です。世帯や家族構成などによって一概ではないですが、175万以上稼ぐことができれば税金や社会保険を負担してでも手取り額の増加が見込めます。逆に言えば175万円まで稼ぐことができなければ、税金負担や社会保険料の増加により実際の手取り額は減少してしまう傾向にあります。

175万・・・、ふ~む、そうかい。
先日、パート主婦世帯向けの所得税の配偶者控除の対象を「年収103万円以下」から「年収150万円以下」にというニュースも出たので、この130万のラインも変わってくるのかな?

あと、確定申告の際、今まで所得が低かったので経費を出してなかったんだけど、次からはちゃんと計上しようかと。
FXで認められる経費はこのあたり。

  • プロバイダー費用(プライベート利用と利用頻度を分ける)
  • スマートフォン・携帯電話代(プライベート利用と利用頻度を分ける)
  • 書籍代・新聞代
  • PC購入代金(10万以上のPCは減価償却)
  • セミナー参加

書籍のレシートは取ってあるので、これはそのまま図書費で計上。
チャートを見たり取引するのはスマホが多いかな。長い期間のチャートを見る時はPCで見る。
ネットの仕事も細々とやってますので、PCもないと困る。
ネットの回線使用量をプライベートとどう分けるかが、経費として認められるかどうかのポイントらしい(全額はまず認められない)。
経費:プライベートで半々とかでいいのかな。
スマホは格安SIMなので月975円。
家のプロバイダーは調べないとわからないので、これを調べるのが確定申告までの宿題。