チェロのレッスン21回目、楽しき農夫の練習、スタッカートはダーツを投げる勢いで、手を大きく早く動かす

今日のレッスン
楽しき農夫
ウェルナーP.30のAndante

徹底的に発表会でやる楽しき農夫の練習をした。

テンポ注意。
8分音符の部分で急ぎすぎない。自爆の原因。

弓をもっと使え。もっと強く重く弾く。
冒頭のフォルテの横に付いてるsempre(センプレ)は、常に大きく弾くという意味。
普段、弓の位置は指板と駒の中間くらいで弾きますが、もっと駒の近くで弾く。指板と駒の間を4分割したら、4分の3の位置で引いた方がもっと大きい音が出る。ただしコントロールは難しくなる。

一つ良いことを聞いた。
弦楽器はチマチマ弾いてると、だんだん音が出なくなる。
時々、弓をグーで握って、力を入れて思いっきりゴリゴリ弾く。限界バリバリの音を出さないと、楽器のポテンシャルを引き出せなくなるそうだ。
大きい音を出したかったら、エンジンを思い切りふかせ!!

3段目のファミレソで曲調が変わる部分のあとからスタッカートが消えてる。8分音符に気を取られて忘れないように。
スタッカートはダーツを投げる勢いで。手を大きく早動かす。
ピッチカートで弾いてみると、跳ねる勢いがイメージしやすくなるかも。

まず、ベッタリ弾きして大きい音を出す練習。
次に、ダーツの勢いで弾いて、弓で弦を押さえるように置く、弾いて置く、弾いて置くを繰り返し練習。これをだんだん早くしていく。

ウェルナーのAndanteは終了。
楽しき農夫に比べれば、楽勝。