チェロのレッスン50回目、早いテンポのスタッカート

今日のレッスンはウェルナーのP.37と38。

P37の方は仕上げ。
先週録音しておいたのが役に立って、テンポの問題はクリア。

テンポの問題は、まずメトロノームに合わせて自分で歌ってみる。次にメトロノームなしで自分で手を叩きながら歌ってみるといいそうです。でも自分で手を叩きながら・・・というのが難しい。声か手のどちらかにしか集中できない。

1段目、5小節目の16分音符の後の4分音符が勢いではねてしまうので、ここはベタ弾きで。はねない。
レで肘を下げてソに移弦。7小節目も同様。
拍子が変わったところではねやすいので注意。

2段目、5小節目の休符で一度止まる。ここから曲調が変わる。
6小節目から、さっきと同じような展開だけど、16分音符ではなく8分音符のみなのでテンポを間違えない。
3段目、2小節目の最後のシもはねない。ベタ弾き。

4段目、1小節目。
4分音符、休符、休符だけど、ぷちっと音を切らないで、弓は横に動かしながら弦から徐々に離れていく。
スッ、じゃなくて、スーって感じ。
ここでまた一度止まって、曲調チェンジ。
4小節目、ファソのソで肘を上げて移弦。肘は、野球の応援でやるウェーブの動き。

5段目のフォルテの横に記号がついてるやつ。アクセントがつきます。
3小節目、付点4分音符に注意。ここでまたテンポが崩れる。8分音符が3個あると思ってカウントする。

6段目、点々のところはクレッシェンドなので、だんだん大きく。
6小節目、弓がダウン、ダウンとなっている。
ダウン、弓を一度止めて、ダウンじゃなくて、ダウン、弓をくるんと空中で回して(くるんとやると、早く移動できるそうです)ダウンと、弾き直すこと。

で、P.38の上の曲。
楽譜では省略されていますが、全部スタッカートです。
16分音符がひたすら続くけど、最初はゆっくり練習。
弓の重心あたり1センチ幅のところではねる練習。
スタッカートは、一度弦の上で止まってからガッと弓を食い込ませるように引っ掛けてはねる。
止める、引っ掛け、止める、引っ掛けがアップダウンどちらでも同じ強さになるように。
あと、だんだん弓が指板の上まで来てるので、上がってこないように。
弓は、常に同じ場所を通るように注意。

なんか全然スタッカートにならない。