チェロのレッスン52回目、親指を反らせない、手首を柔らかくして弾く

今日のレッスンは前回に引き続き、ウェルナーのP.38上の曲と真ん中のエクササイズ。

P.38の上の曲は、テヌート付きの8分音符なので、音を伸ばしてスタッカートは弓の先の方で弾く。
ター(伸ばす)タタタタ(弓先でちょこちょこ)、タータタタタの繰り返し。
タタタタのところ、ほぼ肘は動かさない。軽く弾く。
スタッカートで跳ねようという意識が強く、肘が動いて弓を使いすぎているので、ほんとに弓先だけ、狭い幅で弾く。

4段目、5から8小節の部分は、弓を使わず手首をやわらかくして、手首の返しだけで弾くくらい。
早く移弦しようとして、弓を使いすぎて、結局移弦が間に合わなくなる事態を避ける。

もともと手首は柔らかく使えてますねと言われていたけれど、手首の動きと弓が弦に当たる角度を再確認。
GD線は駒に対して水平、AC線が弦に対して直角に弓が当たっていればOK。
なのでCのときは肘を自分の背中側へ引く感じ、Aは居合抜きの角度で手首が折れる。

弓をもつ右手の親指が反るのをなんとか直したいなと思っていて、あれこれ検索したら、このページを発見。
参考:2.持ち方・親指について

親指は弓とフロッグ(毛箱)にできたコーナーに、親指が弓に対して45°位になるように押し当てます。この45°というのが実は重要で、後にまた出てきますが、45°にすることによって、いやでも手の甲がねじられるように、左に向かざるをえなくなるのです。初心者の方の右手の甲が真上を向いているのを多く目にします。
手の甲が左に向くというのは、重要なポイントの1つです。
この時の親指の力を入れる方向は、決して弓に対してではなく、コーナーに向かって押し当ててください。その方向は、親指が自然に能力を発揮できる方向です。力加減は 強すぎない です。

他のページも大変参考になるので、またあとで読んでみよう。
特にいま取り組んでる、右手を丸くする練習につながる話が載ってて感激。
日本語の、チェロの詳しい解説ページは少ない。
Youtubeだと、ほとんど外国の動画しか見かけない。
バイオリンだと日本語の動画はいっぱいあるんだけどね。
演奏者人口の差か。

さて、真ん中のエクササイズは、まず左手なしで、各弦をなでるように移弦する練習からスタート。
音が出ないくらいの力加減でなでる。
これを繰り返すと、不思議とクリアできた。