チェロのレッスン61回目、ニ短調の音階で修正の嵐

今日のレッスンは、ウェルナーのP.41。
ニ短調の音階から4段目の重音まで。

音階。
軽くやるつもりが、いきなり修正の嵐。
まず、指板を見ないで弾けるかどうか。
指板に印をつけているので、印を見ながら弾く分には音を外さない。
では、見ないで弾くとどうなるか。
A線シの♭が、印より指一本高い位置になってしまう。
広い形のときは、肘から移動とかやりましたが、ハーフポジションは肘を動かさない。
1234の指が基本の位置にあったら、1だけ上に伸ばす。
肘も他の指も動かさない。1だけ動かす。
これがかなりキツイ。

あとは開放弦のときに、レッスンの初期によくやったけど、手のひらを見せるようにバンザイしないこと。
弾かない指も、基本の位置の上で待機。

2段目の真ん中のフレーズ。
シの♭が出てくるので、1の指だけ伸ばす。
左手の親指に力が入って反ってくるので、親指は丸く、指板の横に先っちょだけギリギリついてるカンジで。

3段目4番めのフレーズ。
レミファソラソファミの繰り返し、下りの部分は指を押さえたまま離さないで弾くこと。
3小節目の下りにあるレミド#シ。普通に弾いてるとド#が間に合わないので、ミが鳴ると同時に指を開いてド#の上で待機しておくこと。つまり、1はそのままで、ミが鳴ったら、234と親指が全部下に移動。
4小節目、シ♭は1の指だけ移動の形。
後半の下りにある、ミレド#ラのド#がまた間に合わないので、レが鳴ったら234と親指が下に移動。
ただし、開放弦なので1の指の支えがない。ミで開いておくべきか。

4段目の最後の重音。
弾いてない指は全部A線で待機。
帰りが特に指が浮いてるので、A線に戻るように。
レとソの重音は小指1本で押さえるので、相当力がいる。
一応、一発で鳴らせました。

ここまで全部16分音符なので、自分の速さの限界にチャレンジして練習を続けるといいよ、とのことでした。