35分のディクテーションをやってみた結果

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高校の頃に、近所の米軍キャンプの外人に英会話を習い、当時は夢の中でも英語で喋るくらい熱心に勉強しましたが、使わないと忘れるもので、完全に使える状態までいかずに幾星霜・・・。すっかり頭が錆びついて動かないよ。

大人になってからも、何度か英語の勉強をやってはサボリと繰り返していましたが、去年、だいぶ前に買ったたった3ヵ月で920点を取った私のTOEIC(R)TEST最短攻略法 (アスカカルチャー)を読み返し、とりあえずこの部分。

例えばダイエットをしていて、知人から「とにかくこの薬を飲め」と正体の分からないものを渡されたときと、「この薬に含まれる成分は脂肪を効果的に燃焼させる作用がある」という説明を受けてから渡されたときとでは、どちらの方がちゃんと飲もうという気になりますか? やっぱりしっかり説明を受けて、それに納得できたほうが続けようという気になりますよね。
英語学習においても、「これは有効な学習法である」と信じられるかどうかというのはとても大切な要素です。

英会話の上達をうたう方法論はいろいろありますが、とりあえず1年間は信じてやってみる。
リスニング>ディクテーション>音読をひたすらやる方法で行こうと決めた。

さて、去年の6月後半くらいから、休日と長期の休みを除いて単語の発音練習1時間、リスニング1時間くらい続けていました。
どのくらいの成果が出たか、リスニングで使っていたテキストのディクテーションをチクチクやってみた、その結果!

それほど難しい単語はなかったので単語の聞き取りは出来たものの、弱形で発音される部分が聞き取れず、前置詞、接続詞などが多く抜け落ちた。
単数形か複数形か(sが聞き取れない、もしくは余計につけたり)、現在形か、過去形かの時制も間違いが多かった。
canなのかcan'tも分からないところもあったりね。
theなのかaなのか分からない場合も多かった。文字にすると全然違いますが、弱形の発音だとホントに聞き分けられない。「ザ」ではなく「サ」に聞こえるような・・・「(サ)ア」に聞こえるような・・・。

ディクテーションで抜け落ちる確率の高かった単語
to,at,on,if,as,of,for,some,and,with,all,from,about,set,under
an,a,the,it,that,this,I,you,his,him,he,her,one,what
like,want,stop,have,can,out,do,don't,will,would,are,were,been,is

どうやってこの問題を解決するか・・・。

これまた大昔に買った英語リスニングのお医者さん [改訂新版]を引っ張りだしてみました(正確には改定前の版ですが)。
短縮、連結、脱落、弱形など8つのパターンに分けて発音練習する本です。
しかもお手本は、もう早口言葉みたいに、かなり高速で発音されます。
やってみると・・・なかなか聞き取れないです;;
もうパターンを覚えるしかないね。
残り4ヶ月でこれと、今までの練習プラス、ディクテーションをもう何本かやってみます。