ブレイクアウトのワナ?

3月の後半からブレイクアウトという手法で裁量トレードする練習をしているのですが、正直なところなかなか勝てない。
どうもこれは、1時間足とか狭い範囲のレンジには向いていないのかもしれない。
節目は意識しているんだけど、そこをちょっと超えたところで反転して、あー、もうちょっと粘れば良かったと思うこと多数。
損切ラインにジリジリ近づいて来ているときに、損切を外してしまおうかと思う自分との戦い。
でも、今月は一度決めた損切のラインは変えない精神的修行も兼ねているので、損切が多数発生。
まだ月始めなのに、何かもう疲れてきたよ。

過去のトレードを振り返ってみると、2月は23本決済して損切1回。
金額にすると損切したのはトレード総額のうちの4%
3月は65本決済して損切18回。
損切り額はトレード総額の45%
比べてみると、決済本数ばかり増えて忙しくなった割に、損切の額が増えて、儲けはのんびりやっていた時とたいして変わらないという・・・。
まるで、サービス残業ばかり増えて休みも給料も増えないサラリーマンのようだ。

2月と今現在とで何が違うかというと、トレンドの方向性が違うだけなんですが、どうも自分は円安方面の方が精神的にはトレードしやすいようです。
2月は売り買い両方のエントリーをバランスよく出来ていて、ほぼ理想的。

3月後半から今現在は円高方向へのトレンドで、ときどき指標の発表でガーンと円安に振れたりするんだけど、そこでもっと上がるかも、あるいは、ここで自分としてはトレードしやすい円安トレンドに変わるかもという期待値を持っている状態で買いで入ったりすると、指標で上がった分は一晩も持たずにシュルシュルしぼんで、また円高方面に逆戻り。高値で買ってしまったエントリーだけが取り残されるという・・・。

もうね、円高圧力が強いときは、指標なんて意味ないから
昨日また指標の発表でガーンと上がったので、天辺付近で売りでエントリーしたら、また下がったので、ここ数日の負けを一晩で取り返せましたが、やっぱり日足で見たレンジでトレンドに沿って売り買いするのが自分としては合ってるのかな~と思いました。
負担に感じるトレードは続けられない。

日足でトレードするネックは値幅が広くなりすぎな点かな。よほどの資金がないと、ポンド円とかでのんびりやってたら死ぬ。
豪ドルかカナダドルあたりだったらどうでしょうか。