チェロのレッスン38回目、ピチカートの特訓

今日のレッスンは、発表会でやる「ハ長調のメヌエット」、合奏でやる「ふじの山」のみ。

ふじの山、最後の段、シを1の指、シフト、ド#を1の指、レを2の指、レ#を3の指の部分の確認。
シのときに1の指だけ指板にあって手のひらをバンザイしてしまうと、移動する場所がわからないので、2、3、4の指は定位置の真上で待機、3の指の位置に1の指を移動だなするので、ここだというあたりはつけておく。
最初は手元を見ながら練習、慣れてきたら見ないで、移動距離を覚える。

あとピチカートの部分。
素早く握る&戻す練習をしておいたほうがいい。
親指、1、2の指は開く。
他の指で弓を握るカンジで手のひらの中で回転させる。
いつもは弓の毛が外側を向いていますが、これを手のひら側にくるように回す。
弾いてる間は弓の木の部分が弦の方を向いてる状態。
戻すときは、反対に回して、また弓の毛が外側を向くように。
この握りかえの練習をしておくと、本番で弓を落とすとか、トラブルが減ります。

メヌエットは前回と同じところが注意されました。
1段目、ソードシドーの「ドー」が短い。8分音符のあとの4分音符が短くなるクセがあるので、ここは付点があると思って、とにかく伸ばす。最悪スタッカートにはならないように。3段目も同様。
2段目、ラーソファミレのソで1234の指を一度にバンと置く。叩きつけてもいいから2の指を浮かせない。
最後のドーーーも切らない。1234の指を一度に押させる。
3段目、最後のド。急がない。手前の音が短くなってもいいからしっかり弾く。2の指なので浮かないように。
4段目、4小節目のド。移弦が早いので、強く弾いて響かせてる間に移弦。
ドは1、2の指で押さえてて、次のファは2の指だけ移動。1の指はA線に残したまま。
5段目、なぜかこの1、2小節目だけテンポが遅くなる。
忙しい部分ではあるけど、他と同じテンポにする。

まあとにかく、8分音符のあとの4分音符が短くなるのと、4、2の指順のときに2の指が浮く、もっと大きな音を出すということです。