NISA口座の金融機関を変更する(りそな銀行からSBI証券)場合

NISAで2年連続負けているのに手数料がバカ高かったので、金融機関を変えました。
今まで、金融機関の変更はできませんでしたが、平成27年からできるようになりました。

<NISA金融機関変更制度の内容>
平成27年1月1日より、所定のお手続きにより、同一の勘定設定期間内であってもNISA口座を開設する金融機関を年単位で変更可能になります。
平成27年1月1日より、同一の勘定設定期間内であっても、NISA口座を廃止した後に、NISA口座を再開設することが可能になります。
本制度は、平成27年1月1日より適用されますので、税務署でのご変更のお手続き開始は、平成27年1月以降から可能となります。

りそな銀行から、調べた限りではネットで一番良さそうなSBI証券にしてみましたが、なかなかこの乗り換えが難しかったのでメモ。

まず、SBIでNISAの口座をいきなりは申し込めない。まず証券総合口座を作る。この時点ではNISAは申し込めない。
SBIの証券口座ができてから、金融機関変更によるSBI証券へのNISA口座開設を申し込む。
次に、りそな銀行で使っているNISA口座を廃止しよう・・・としたら、窓口がない
どこかにあったのかもしれないが、ホームページのどこを探してもNISAを廃止する手続きのリンクは見つからなかった。
仕方がないので、コールセンターに電話して、非課税口座廃止通知書をくださいと口頭で伝えた。
すると、廃止の手続きは店頭で受け付けます、と言われた。取引はネットでできるのに、廃止は店頭のみか。

近所にあればそれでもいいんですが、あいにく片道2時間かかる実家のそばにしか、りそな銀行はありません。
その旨を伝えると、今回は特例で郵送でもいいです、ということになった。
ただし、廃止の申し込み用紙の筆跡が、口座開設の時と同じか筆跡鑑定があります、と言われた。

口座開設・・・、誰がやったっけ? 自分でネットで申し込んだか? 実家の母に頼んだかも? 全然記憶にない。
とりあえず用紙を送ってもらい、直筆で申し込み用紙を書いて送り返した。
しかたない。口座開設の筆跡が母でダメだったら、実家に行くまでだ。

数日待つと、りそな銀行から非課税口座廃止通知書が送られてきたので、無事に手続きは進んだらしい。
この通知書を、SBI証券から送られてきた書類と一緒にSBI証券に出せば手続き完了。

SBI証券の注意書きにあるこの部分が

金融機関を変更しようとする年の前年10月1日から、金融機関を変更しようとする年の9月30日までに、現在ご利用中の金融機関へ「金融商品取引業者等変更届出書」を提出する必要があります。

少々わかりにくいのだけれど、要は、2016年の取引分から金融機関を変えたいのなら、2016年9月30日までに手続きしてね、ってことです。2016年の非課税枠をすでに使っていた場合は変更できないよ。

りそな銀行からSBI証券に乗り換えた感想は・・・

ふかふかのソファのある部屋から、市役所とか税務署の待合に座ってるくらい雰囲気が違う。実用一本やりなカンジ。
ボタンを3つ押せばいい画面から、チャートやらボタンがいっぱいある画面に変更になり、これは全然経験なしで取引を始めるとめげそうな雰囲気だ・・・。